食事で歯が溶ける「酸蝕歯」とは? 「飲み物がしみる」、「歯が黄色い、先端が透けている」は要注意

「酸蝕歯(さんしょくし)」とは、飲食物中の酸により歯の表面のエナメル質が溶けて薄くなった状態のことをいいます。「酸性の強い食品をよくとる」、「毎晩晩酌をしてそのまま寝てしまう」といった生活習慣を続けることによって症状が進行し、歯の黄ばみや先端が透けるなど見た目に影響を及ぼします。また、熱い飲み物や冷たい飲み物を飲んだときにしみたり、過去に虫歯を治療した詰め物がいきなり取れてしまったりするのも、「酸蝕歯」が原因となっている可能性が。今、日本の成人で6人に1人は「酸蝕歯」になっているといわれています。

典型的な「酸蝕歯」はコレ! あなたの歯は大丈夫?


毎日ジョギング後に2年間、黒酢を飲んでいた62歳・男性の歯。

  • 歯の表面にあるエナメル質やその下にある象牙質が溶けて、池のようにへこんでいる。
  • 噛む力が加わる側のエナメル質が傷んで欠けている。
  • エナメル質が溶けて、黄色い象牙質が透けて見えている。

この男性は、飲み物は口の奥に溜めながら飲むため、下の奥歯に影響が出やすい傾向があります。むし歯のように限定された場所にだけトラブルが起きるのではなく、酸と接する場所一面に進行します。歯が削れて全体に平たくなると、噛み合わせも悪くなってしまいます。




左:毎晩、寝る前に酢を飲む習慣があった66歳・女性の歯。
右:毎日1本はコーラを飲んでいた25歳・女性の歯。

左の写真は、前歯のエナメル質が溶けて薄くなり、先端の形が変わってしまった例です。少しずつ欠け始めて、左側の前歯は右側に比べて短くなっています。右の写真は、もともと薄い下あごの前歯が溶けてさらに薄くなり、先端が透けてしまった例です。少し欠け始めています。歯の表面が溶けて研磨したようにツヤツヤしています。

典型的な「酸蝕歯」はコレ! あなたの歯は大丈夫?

歯のエナメル質が溶け出す限界はpH(ペーハー)5.5以下。ドレッシングをかけたサラダや酢の物、果汁入りのジュースやスポーツドリンクを飲んだときには、口中は酸性になっています。また、酒類もほとんどが酸性です。「ダラダラ飲み」は歯を長時間、酸にさらすことになるので注意しましょう。

食事で歯が溶ける「酸蝕歯」とは?

「飲み物がしみる」、「歯が黄色い、先端が透けている」は要注意

「酸蝕歯(さんしょくし)」とは、飲食物中の酸により歯の表面のエナメル質が溶けて薄くなった状態のことをいいます。「酸性の強い食品をよくとる」、「毎晩晩酌をしてそのまま寝てしまう」といった生活習慣を続けることによって症状が進行し、歯の黄ばみや先端が透けるなど見た目に影響を及ぼします。また、熱い飲み物や冷たい飲み物を飲んだときにしみたり、過去に虫歯を治療した詰め物がいきなり取れてしまったりするのも、「酸蝕歯」が原因となっている可能性が。今、日本の成人で6人に1人は「酸蝕歯」になっているといわれています。

典型的な「酸蝕歯」はコレ! あなたの歯は大丈夫?


毎日ジョギング後に2年間、黒酢を飲んでいた62歳・男性の歯。

歯の表面にあるエナメル質やその下にある象牙質が溶けて、池のようにへこんでいる。
噛む力が加わる側のエナメル質が傷んで欠けている。
エナメル質が溶けて、黄色い象牙質が透けて見えている。

この男性は、飲み物は口の奥に溜めながら飲むため、下の奥歯に影響が出やすい傾向があります。むし歯のように限定された場所にだけトラブルが起きるのではなく、酸と接する場所一面に進行します。歯が削れて全体に平たくなると、噛み合わせも悪くなってしまいます。


左:毎晩、寝る前に酢を飲む習慣があった66歳・女性の歯。
右:毎日1本はコーラを飲んでいた25歳・女性の歯。

左の写真は、前歯のエナメル質が溶けて薄くなり、先端の形が変わってしまった例です。少しずつ欠け始めて、左側の前歯は右側に比べて短くなっています。右の写真は、もともと薄い下あごの前歯が溶けてさらに薄くなり、先端が透けてしまった例です。少し欠け始めています。歯の表面が溶けて研磨したようにツヤツヤしています。

酸性の食品はこんなにあります!

歯のエナメル質が溶け出す限界はpH(ペーハー)5.5以下。ドレッシングをかけたサラダや酢の物、果汁入りのジュースやスポーツドリンクを飲んだときには、口中は酸性になっています。また、酒類もほとんどが酸性です。「ダラダラ飲み」は歯を長時間、酸にさらすことになるので注意しましょう。